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「七つの恐れからの救い」

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先日召されたチョー・ヨンギ先生のお話の中に「恐れに勝つ道」という短いメッセージがあります。今回は、そのお話をもとにしてみ言葉をご一緒に開いていきましょう。

 

人を縛る七つの恐れ

そのお話の中でチョー師は、アメリカの哲学者ナポレオン・ヒルというかたの提唱する人を襲う七つの「恐れ」をあげながらみ言葉をひもといています。ナポレオン・ヒルとは成功主義の哲学者だったそうです。その七つの恐れとは‥‥

①貧しさへの恐れ。②人から非難されることへの恐れ③病気への恐れ④人から見捨てられるのではないかという恐れ。⑤老いへの恐れ。⑥束縛されることへの恐れ。自由を失う事。⑦死に対する恐れ。

このクリスマス、イエス様は、私たちを恐れから救い出すために、この世においでになったことを考えてみたいと思います。

 ①貧しさへの恐れ

あなたがたは、わたしたちの主イエス・キリストの恵みを知っている。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられた。それは、あなたがたが、彼の貧しさによって富む者になるためである。Ⅱコリント8:9.

また、ローマ8:32には、「一人子さえ惜しまずに死に渡された方が、御子と一緒にすべてのものを与えて下さらないわけがあろうか」ともあります。

この世の終わりの時代に、物価高騰が聖書の黙示録という個所で預言されています。すでにその兆候が始まっているようです。しかしイエスを信じる者たちにとって、その心配は必要ありません。なぜなら神様はカルバリーの十字架で御子イエスがお受けになった御苦しみを通して、信じるすべての人に、経済的に最後まで支えて下さるからです。アーメン。

②非難されることへの恐れ

私たちは、時々誤解されたり、だれかに非難されることがあります。しかしイエス様はいつも同じです。変わることがありません。イエス様は真理であられるからです。真理とは何でしょう。

エスは彼に言われた、「わたしは道であり、真理であり、命である。だれでもわたしによらないでは、父のみもとに行くことはできない。ヨハネ14:6.

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真理とはいつまでも変わらないという意味です。たとえば1メートルは永遠に一メートルです。それは永遠に変わることのない基準です。なので私たち人間は、真理であられるイエス様に日々目を向けている必要があります。それ以外の新聞や一般の人たちの言うことが聖書より上に思えるなら、不安定になりだします。エス様は、北極星のようにいつも変わらないお方です。

それを人は排他的ということがありますが、真理に背を向けたためにできた心の暗さを直視しないでいるからです。

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宇宙は神が造られました。ただ一人の唯一の神が造られました。ですから心を定めて、あれこれ迷わないで、この天地を造られた神を心に定めて、日々、イエス様を追い求めていくなら、そしてその御心を祈り求めていくなら、だれであっても幸いな生涯を送ることができるのです。神と呼ばれる存在は唯一だからです。ハレルヤ!

③病に対する恐れ

わたしたちが罪に死に、義に生きるために、十字架にかかって、わたしたちの罪をご自分の身に負われた。その傷によって、あなたがたは、いやされたのである。第一ペテロ 2:24

主イエス様は私たちのためにすべての罪と病を負ってくださいました。キリストの十字架上の打ち傷のゆえに癒されたのです。またこれからも癒されて行きます。先日は、K姉の癒しを感謝し、またY兄の癒しも感謝します。きれいに癒されました!ハレルヤ!

④人に見捨てられるのではないかという恐れ

もう愛されないのではないかという見捨てられ不安です。しかし、これも心配する必要はありません。なぜなら、イエス様のご愛が私たちを取り囲んでいるからです。

キリストの愛が私たちを取り囲んでいる、」
第二コリント 5:14

⑤老化することへの恐れ

14それは、主イエスをよみがえらせたかたが、わたしたちをもイエスと共によみがえらせ、そして、あなたがたと共にみまえに立たせて下さることを、知っているからである。15すべてのことは、あなたがたの益であって、恵みがますます多くの人に増し加わるにつれ、感謝が満ちあふれて、神の栄光となるのである。16だから、わたしたちは落胆しない。たといわたしたちの外なる人は滅びても、内なる人は日ごとに新しくされていく。第二コリント 4:14-16.

 この聖書中の使徒パウロが書いた手紙の中で、彼はコリントの教会の人たちに、「やがてともに(神の)御前に一緒に立つ時が来るのだから、それまでたとえ少しくらい体の動きが悪くなってきても、心配したり恐れたりする必要はない」と言っているのです。

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先日、靴を履こうとしたらヨロヨロとしてしまいました。情けなかったですが、すぐにこの聖書のみことばを思い起こして励まされました。

⑥自由を失うのではないかという恐れ

人から過度の干渉されたり、きつい扱いを受けたとき、つらい思いがします。

あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。ヨハネ 8:32

どういう意味でしょうか。それは私たちがイエス様に従うとき、私たちを縛る罪の鎖やもろもろの悪の力から自由にされるという事です。もしイエス様に従わないのなら、こころは恐れや不安にさいなまれるようになります。それは束縛感です。この世はサタンの配下にあります。たとえクリスチャンであっても、永遠に変わらない真理であるみ言葉に基づいて歩むことをやめるとき、一時的にせよ、精神的に肉体的に束縛されることがあります。いろんな意味で不自由な生活をするようになることがあります。しかし、たとえサタンがこの世の支配者であっても、それは偽りのことでしかありません。真の支配者はイエスキリスト様です。ハレルヤ!主はみことばに従うものに知恵を与え、導きを与え、悪い方向に行かないように守って下さいます。主はよい羊飼いなのです。アーメン。

⑦死への恐れ

エスは言われた。「われは、よみがえりなり。いのちなり。我を信じる者は死すとも生きん。」文語訳。ヨハネ 11:25

なんと力あるお言葉でしょうか。

弟ラザロが死んだとき、姉妹のマリヤ・マルタは落胆しました。二人は死の力の前にうなだれていました。ただただ絶望し、悲しみに暮れるだけでした。しかし、二人は「死に勝るお方」がそこに来たことを知らなければなりませんでした。そのとき二人の心は明るくされ、弟は生き返ったのでした。それは死に打ち勝ったイエスキリスト様がそこ来てくださったからです。イエス様を信じる人は人類最後の敵である死にも支配される必要は決してありません。イエス様は十字架に死なれましたが、三日目に死を打ち破って、よみがえられました。死に打ち勝たれ、そして信じる一人一人をもやがて、かの日には甦らせて下さるからです。よみがえりの命であられるイエスキリスト様をあがめ賛美しましょう。このお方が永遠の命でいらっしゃるからです。ハレルヤ!

信じる人は、死への恐れから解放されました。

今回は、七つの恐れからの救いを学びました。

①貧しさへの恐れ。②人から非難されることへの恐れ③病気への恐れ④人から見捨てられるのではないかという恐れ。⑤老いへの恐れ。⑥束縛されることへの恐れ。自由を失う事。⑦死に対する恐れ。

主は、これら七つの恐れから完全に私たちを解放してくださったのです。ハレルヤ!

 

 

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 救いのABC とても分かりやすい信仰の持ち方です。ご覧ください。