聖書のある暮らし

聖書のある毎日のおすすめです

自分を超えた力に頼る

f:id:seishonoarukurashi:20200503164554j:plain

お酒で肝臓を悪くして、退院したばかりなのにまた朝から飲酒の末の出来事だったと言います。仕事面で辛いことがあったのか、心配事が重なったのか、多分、彼はアルコール依存症にかかっているのではないか、と推察します。

最初から客観的に自分が依存症だということに気づける人はいないようです。落ちるところまで落ちたとき、依存症にかかっていることに気づくのだそうです。

自分を超えた力

依存症から回復するためには、まず第一に、自分の力では、もうどうにもならないと心底言えるかどうかにかかっています。
その時に自分を超えたより高次の力に頼る心構えが備わるからです。
依存症治療とキリスト教信仰の似ている問題点はこのところにあります。神のご意志は分かる、でも従えないダメな私。だめクリスチャンの私とぼく。最低の信者? デモ栗=「これでもクリスチャンかっ!」。
将棋のひふみんのCMに「知ってましたよ」というのがあります。
神さまも、私たちが、だめだあということを良く知って下さっていると思います。「知ってましたよ。あなたが躓くことくらい。だって、あなたは私の手を振り払って大丈夫だあとやってたじゃないですか。」
決してうまくいっている、ナイスな私。ナイスなボクじゃなくて。涙をどれだけ流してもそこからは始まらない。どんなに誠実な自分を見せようとしても続かない。でも神様は、なんでそんなことしたの?とは言わないと思います。
 
「正直に、もう自分の力ではどうすることも出来ないことが分かりました。あとは、死者の中からイエスを甦らせた神の力にお頼りします。」
そしてその祈りは、100%ではなくても、自分の無力さを認めるところからのみ祈り得る祈りでもあります。
niwanoiechapel@yahoo.co.jp
090-2815-2697 満牧師
いつでもご連絡下さい。