聖書のある暮らし

聖書のある毎日のおすすめです

「主に望みを置きましょう」

 先週から待降節にはいりまして、今週は第二週です。

今回は、ご一緒に旧約聖書のミカ書からイエスキリストのご降誕についてともに学びたいと思います。

ミカは何を預言したのか。

そして、その預言と今日の私達との関係について学びましょう。

私たちは目的をもって生きるために造られた

ミカ5:2.*1

預言者ミカは、イザヤと同時代の預言者で、主イエスがお生まれになる、およそ600年前の人です。

600年も前に、そのご降誕を預言したのです!

そして、さらには、イエスキリストのご降誕は永遠の昔から定められていたというのです。

天地が創造される、はるか以前からの予定されていた出来事だったというのです。

またそれだけではありません。

聖書には、私たちが存在するようになることについても、永遠の昔から予定されていたとあります。

1:4みまえにきよく傷のない者となるようにと、天地の造られる前から、キリストにあってわたしたちを選び、 1:5わたしたちに、イエス・キリストによって神の子たる身分を授けるようにと、御旨のよしとするところに従い、愛のうちにあらかじめ定めて下さったのである。 1:6これは、その愛する御子によって賜わった栄光ある恵みを、わたしたちがほめたたえるためである。エペソ1:4~6.

1:11わたしたちは、御旨の欲するままにすべての事をなさるかたの目的の下に、キリストにあってあらかじめ定められ、神の民として選ばれたのである。 1:12それは、早くからキリストに望みをおいているわたしたちが、神の栄光をほめたたえる者となるためである。 同11~12.

神は、みこころのままに、私たちをイエス・キリストによってご自分の子にするために愛をもって定めておられた。みころにより、その計画をみな実現する神の目的にそって、神は、あらかじめ定めておられたということが、意味するところは~私たち一人ひとりという存在は、主イエスを信じる信仰にあって目的のある人生、神の主権とご愛の中で、恵まれた歩みするようにと、定められていたものだという意味です。

エス様を信じて、それぞれのお立場で、神の栄光を表す人生を送るためです。ある人はパートのお仕事を通して、ある人は事業を通して、学生は学ぶことを通して、ある人は家庭を通して家人として神の栄光がほめたたえられる為に召されたのです。

それによって、イエス様のすばらしさが現わされて、証しが建て上げられていくためです。

終末についての預言書ミカ書

ミカ書は、イエス様のご降誕の預言ですが、それだけではなく、まもなく来ようとしている終末の世についても預言しています。

たとえば4章の初め、これは賛美にもなっている個所ですが、来るべきミレニアム(千年期)についての歌となっている個所です。

パレスチナのあたりは、地図で見ても世界のど真ん中です。

聖書の預言は、やがて世界はエルサレムを中心として治められるというものです。再臨された王イエスキリストが世界をすべ治められます。

3,4節 本当の平和はイエスキリストがおいでにならなければ実現しません。

3節 「戦いのことを習わない」とあります。

北朝鮮が核実験をしたり、自民党アメリカの武器を買うとか、そういうことはもうなくなります。

世界歴史の分岐点

世界の歴史は紀元前と紀元後によって分けられます。

その中間の分岐点がクリスマスです。

B.C.は英語でビフォークライスト。キリストが来られる前の時代と言う意味です。そして、A.D.はアンノドミニと言ってラテン語で「神の年」=「キリストの治められる年」の意味だそうです。

預言書は、出来事が近くの山と遠方の山が重なるように書かれています。

近くの山は黒々としていて、遠方の山は重なって青っぽく見えます。

ミカは当時の出来事と未来を重ねて預言しました。

3節に、当時の大国アッシリアの脅威を「産みの苦しみ」と言っています。

そして、「彼の兄弟のほかのものは、イスラエルの子らのもとに帰るようになる」

これは、世界中から離散していたイスラエル人たちが地元に帰還することや、または異邦人たちが千年期にエルサレムにイエスキリストを詣でて集まることを言っているのかもしれません。4:1のところと符合します。

4節「彼は立って‥‥」。「彼の威力は地の果てにまで及ぶからだ。」

エスキリストによる千年間の世界統治とその主とエルサレムによる支配を言っているのです。

さらに預言の遠近法は続き、5節では再びその当時と情勢と終末の時代が重なっています。

これは反キリストとも呼ばれる世界のカリスマ的リーダー666のことで、イエスキリストを真似をするニセの世界統治政府のことを言っているようです。

現在、世界は急速に統一された世界経済と世界政府、世界宗教の実現にむかって動き出しています。LG○○問題、キャッシュレスや、持続可能なエネルギー問題SD○○、それにマイ○○○○もその流れにあるのではないでしょうか。

感染症問題、経済問題、気候問題などがあって、それらを近い将来見事に解決してくれる魅惑的な世界的リーダー666が登場するはずです。その人はサタンです。

ワク○○にも、実際何が入っているのかわからないと言われています。マスク氏は残虐な動物実験を行っているとされていますが、その研究は動物をコントロールするためのものです。怪しいですね。

中国では、スマホで社会が一元的に管理されていていて、どこへ行くにも通行手形のようにチェックなしには行けないそうです。監視社会です。

聖書は、エゼキエル戦争を預言しています。

ロシアが関係国と手を繋いで、イスラエルを総攻撃する日のことです。その中にはドイツも含まれています。

聖書を調べると携挙はその前後です。

その日は迫っています。

歴史はクリスマスによって二分される

聖書によると人間の歴史は、まず天地創造から始まってクリスマスまでです。

父なる神さまは動物を殺して、罪を犯して寒そうな男女のために毛皮を用意されて二人を包まれました。それがイエス様の十字架による救いの予表です。

そして、イエス様が来られて、イエス様は私たちに世の終わりがあること、千年期と永遠の御国の時代が来ることを示されました。

ですから、歴史は大きくクリスマスによって二分されているのです。

しかし、そんな中で7節がポイントになると思います。ご覧下さい。

ヤコブの残りのものは多くの人々のただなかにあって、主からの露、牧草に降り注ぐ夕立のよう。彼らは誰をも期待せず、人に信頼を置かない。」NIV訳

ヤコブの残りのもの」とは患難期に回心するユダヤ人のことです。

それは黙示録に出てくる「14万4千人」のことでしょう。

7:4わたしは印をおされた者の数を聞いたが、イスラエルの子らのすべての部族のうち、印をおされた者は十四万四千人であった。黙示録 7:4

この14万4千人のユダヤ人たちは、七年間の大患難期の中で、その最も困難な期間に全世界中をイエスキリストの福音を携えて宣べ伝えます。

もう一度七節を読みましょう。

ヤコブの残りのものは多くの人々のただなかにあって、主からの露、牧草に降り注ぐ夕立のよう。彼らは誰をも期待せず、人に信頼を置かない。」NIV訳

この回心したユダヤ人たち、また彼らの宣教の結果、未曽有のリバイバルが起こって救われた異邦人たちは、殉教をも恐れない特別な御国の民です。

彼らは、棕櫚(しゅろ)の葉を手にして、主をたたえ、主の側にいる民となります。「彼らは人に望みをおかず、人の子らに期待をかけない。」

私たちも、今自分が時代のどこにいるのかを、これらのみ言葉から悟って、選ばれた選民たちのように、どうか私たちも「人に望みをおかず、人の子らに期待をかけない」者とならせていただきましょう。

さいごに

今年は、「起きよ光を放て」イザヤ60:1のみことばを掲げて始まりました。

病の試練を中にある兄姉もおられます。

祈りました。また癒しを信じます。

YouTubeを見て礼拝を共にされる兄姉たちもいます。

札幌から、沖縄から、石狩から。釧路近郊から

 

エス様を信じる信じる者が、自分に注がれた愛と使命と目的を知って、祈りつつ聖霊様と交わりをもって進んでいくとき、天の父なる神さまは、私たち神の子らに、三重の祝福をもって祝して下さいます。

それは、霊が恵まれること、次に必要は満たされること、そして健康と癒しです。

み言葉のお約束に基づいて、癒しを受け取りましょう。

信じる者は偉大な御国の民です。

大事なことはそんな偉大な歴史観です。戦いはあることでしょう。傷つくこともあるかもしれません。しかしこのみことばのように主に信頼を置くことです。イエス様を信じたお一人ひとりは目的をもって選ばれた御国の民です。

迫りくる患難期には、愛する子供たちを天に引き上げて下さいます。

恐れることをやめて、主がお一人ひとりの内の置かれたビジョンを大切にして、神のご愛の中を進みましょう。

人に望みをおかず、人の子らに期待をかけない

主に望みを置きましょう。

 

 

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 救いのABC とても分かりやすい信仰の持ち方です。ご覧ください。

 

 

*1:5:2しかしベツレヘム・エフラタよ、
あなたはユダの氏族のうちで小さい者だが、
イスラエルを治める者があなたのうちから
わたしのために出る。
その出るのは昔から、いにしえの日からである。